衝撃的誘惑スパイラル

3月の映画たち

今月はしょっちゅう映画館にいたな〜と思い返したら6作観てました。しかも1作は2回鑑賞したので1ヶ月で7回も映画館にいたようだ…観たい作品がたくさんある月だったので後悔はしていません。(カードの請求額は見ない)

 

鑑賞した順で記録。

 

 

ネタバレはしないつもりですが、気になる方もいると思うので、嫌な方は飛ばしてご覧ください。

 

 

1. 女王陛下のお気に入り

 

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花金にさっさと仕事を片付け一人で。

今年のアカデミー作品賞はボヘミアン・ラプソディ最推しでしたが、この作品もかなり良かった。

エマ・ストーン演じる没落貴族が巧妙な手でのし上がっていく物語で、なりふり構わない振る舞いが痛快で気持ち良い。かと思いきや、終わり方はかなり現実的で、考え得る一番のバッドエンドだった気がする。

誰も幸せになれず、ずるずると仄暗い日々が続いていくようなラストにじんわりと嫌な汗をかきました。

 

2. グリーンブック

 

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今年のアカデミー作品賞はどんなもんかとやたら上から目線で観に行き、やたら上から目線な感想を抱いて帰ってきました。

うーんなんというか想定内。「最強のふたり」が好きなので、面白いしクスッと笑えるところもあり胸を打たれるシーンもありました。でも来年には忘れてそうな映画かな…。

人種差別を取り扱う映画は数多くあるし、それら全てが私たちに問題提起しているもので軽んじるべきではないけれど、私はエンターテインメントの一環として映画を観ているのでもう少し独自性が欲しかったです。(好きな方ごめんなさい。)

 

 

3. PSYCHO-PASS Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」

 

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アニメシリーズからずっと追いかけている「PSYCHO-PASS」シリーズの劇場版2シリーズ目の3作目。PSYCHO-PASSシリーズは、アニメ1期→アニメ2期→劇場版→劇場版3部作という流れです。そしてアニメ3期が製作決定。やったね。

今回の劇場版3部作は1,2作目を国際映画祭で鑑賞(後にさらに2回ずつ鑑賞)、そして意を決して3作目。

いやぁ良かった…。シビュラとは関係ないところで話は進んでいたけれど、「正義とは」というPSYCHO-PASSシリーズにおける第一命題を感じさせてくれる作品でした。

まぁあれこれ言いましたがオタク的には一番好きな狡噛さん復帰が最高に嬉しい。最後に吃驚する発言もあってより三期が楽しみになりました。

 

 

4. スパイダーマン:スパイダーバース

 

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MARVEL作品が好きです。一番好きなのはマイティ・ソー(おとぼけ筋肉神、最高)。スパイダーバースはヴェノムのラストで出てきた際に「うーんアニメかぁ」とあまり楽しみにしていなかったのですが、あまりの評判の良さに公開翌週に観に行きました。

観終わってみると今までのMARVEL作品の中でも1,2を争うほどの面白さ…。センスでぶん殴ってくるような画ヂカラと音楽、そして話もわかりやすく面白い。MCU作品はキャラクターへの思い入れが強すぎて正当な評価ができないのですが、そんな贔屓目無しでもかなり面白かった。

ちなみに私は吹き替え推しです。小野賢章さんや宮野真守さん(超楽しそうだった)、そして私の推し声優の中村悠一さんも出演しているので是非吹き替えで…。

 

5. キャプテン・マーベル

 

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先述のスパイダーバースよりも更に楽しみにしていた今作。なんてったって昨年公開された「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の鍵となる物語、一刻も早く観たかった。

作品単体の出来としてはまぁまぁといったところ。彼女、強すぎてチートでは…?サノス一捻りでやっつけられそう。今年4月公開予定の「アベンジャーズ エンドゲーム」がより楽しみになりました。(楽しみ…だけど観るのが怖い…。)

 

 

6. 劇場版『えいがのおそ松さん

 

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放映当時、大反響を呼んだアニメ「おそ松さん」の劇場版。もうお気づきかと思いますがアニメもかなり嗜むオタクなので観にいってきました。(チョロ松推しの恋人と。)

アニメを観ていたことを前提にした劇場版なので、独特の文法や小ネタを容赦なくぶち込んでくる初見殺しです。裏を返せば既存ファンに向けられた作品ということだし、ターゲットもそこだと思うので好印象。

お馴染みの6つ子たちによる日常と小ネタがこの作品の醍醐味だと思っているので、そのあたりはとても楽しめました。ただ、後半になるほど脚本の甘さは目立ったかな。

 

 

ということで3月は以上6作品を観ました〜たくさん見られた月だったな。GWの10連休には遂にスターウォーズシリーズに手を出すつもりです。

 

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